【商品説明】
『谷田部郁子 作品展』
新緑が増す5月に谷田部郁子さんの作品展を開催させていただきます。
自然の中にある風景、草花、彩りを写し取ったような優しく心に添う美しい作品の数々。
まるで爽やかな5月の風がそのままお店の中まで吹き渡るようです。
「冬萌」浮き織格子紬着物地 国画会準会員 谷田部郁子作
「北国の冬の終わりに雪の下では、草花たちの春の芽吹きの準備ができていて、今か今かと雪解けを待っています」
そんな風景を織りで表してみたかったと話されました。
ほんわかとした自然体でありながら、物に取り組まれる姿勢は人並み外れた真面目さを持たれている谷田部さん。
それがそのまま伝わってくるような淡色の中に、すっとした浮き織で格子が織り出された作品です。
繰り返される北国の厳しい自然、そしてそれが和らぎはじめる事の喜びは暮らしている方だからこそ感じられるものなのでしょう。
「紅葉・蓬・ドクダミなどで染めた糸で、草や雪や空の色をイメージできる格子に織ってみました」との事です。
経糸を浮かせる事で、お召しになった時にその糸がキラッと光り、それによって訪れる春の光りを感じてもらいたいとも。
こちらは「美しいキモノ」でもご紹介させていただきました。
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