【商品説明】
吉野格子地に鷺刺繍麻名古屋帯地 おび弘製
今回のイベントに向けて個性的でお洒落な夏帯を作ってみたいと思い、おび弘さんの池口社長と相談をして小千谷の麻の糸を取り寄せ、吉野格子の帯を何点か織っていただきました。
西陣の帯の機は経糸の張りが強く、性質の違う小千谷の糸はとても扱いが大変だったとお聞きしました。
試行錯誤の末にどうにかクリアしていただき、綺麗な帯が色とりどりに上がってまいりました。
こちらは白地に空色の吉野格子が美しく、さらに贅沢な雰囲気にしてみたくて鷺の刺繍をお願いしました。
この図案は、以前にアンティークの刺繍のものを手に入れていて、いつか復元をお願いしたいと思っていたものです。
透明感のある麻の吉野格子に、しなやかで流れるような鷺の羽の光沢が映えてとても綺麗です。
どこか古い能装束を彷彿とする格調の高さが感じられる雰囲気も持っています。
今回のイベントでご紹介させていただく吉野格子の帯は、麻のものと絹のものがあります。
どちらもそれぞれに違った模様や色使いで様々な個性を展開し、目にも楽しくご覧いただける事と思います。
どれも「銀座 かわの屋」オリジナルの一点ものとなっていますので、是非この機会にご覧くださいませ。
初夏から夏のお洒落の楽しみをぐんと盛り上げてくれそうな、個性あふれるおすすめの一点です。
空色は「#a0d8ef color-sample.com」をご参照下さい。
「自分だけの逸品発注会」
6月3日(土)、4日(日)の両日は「おび弘」社長・池口寧祥さんにお越しいただきます。
作品についての解説や、帯についてのアドバイス、そしてリクエストにお応えしてあなただけの一点をご注文していただける会を開催いたします。
是非色々なご意見をお聞かせください。
おび弘さんとの長年のお付き合いの中で、私自身の頭の中の漠然とした考えを実際に形にし、帯として実現してくださるという驚きを、何度も体験してそのたびにとても感動しました。
デザインを起こすところから、自由な発想のものでも具体化して見せてくださいます。
図案が決まったらそれをどんな方法で実現するか、ご希望に沿って進めます。
例えば生地だけでも、錦、綴れ、塩瀬、紬、麻、羊歯文の櫛織りなど幅広くご用意くださいます。
おび弘さんならではの成せる業です。
さらに模様を刺繍にするのか、織りにするのか。また地染めはどうするのかなど、ひとつひとつ決めていくのは楽しく、少しドキドキします。
段々と形が見えてくると、できあがりまでわくわくします。
「銀座 かわの屋」オリジナルの作品も多数ご用意しておりますので、ご参考にご覧いただきながらお決めいただくのも良いのではないでしょうか。
お手持ちの図案や写真などをお持ちいただいてのご相談もお受けする事ができます。
「こんな帯が前から欲しかった!」という思いがおありでしたら是非ご参加ください。
驚くほどその思いに近いものができあがります。
技法や生地、その他の条件は、ある程度ご予算に応じて、細かくご相談にお応えいたします。
ご覧いただくだけでも、帯に関する色々な新発見がある事と思います。
この機会に是非お立ち寄りくださいませ。
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