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【商品説明】
こちらは今年の夏に向けて染めていただいた作品のひとつです。
小河正義さん作の重要無形文化財の越後上布の生地を使って、玉那覇さんに染めていただきました。
中型の菱繋ぎの模様を色とりどりの紅型染めらしい色使いで、花には隈取も入れられた見ごたえのある作品となっています。
経緯に違う長さの菱型が描く模様は万華鏡を覗くような面白さも感じられ、不思議な世界が広がります。
黄色地の紅型の帯がどうしても欲しいと思っていましたので、地染めは支子色をリクエストしました。
お太鼓の返りの萌葱色との組み合わせもとても素敵になりました。
地の黄色と藍色とのコントラストが美しく、小さなお花の2種類の紫色が素敵なアクセントとなっています。
藍系や濃い緑系の上布によく合いますし、生成りや白系の麻のお着物とも素敵にお合わせいただける事と思います。
ボリューム感のある夏の帯は数が少ないので、こういったものに出合えたらいつかひとつは手に入れたいと思っています。
越後上布ならではの質感が涼しげで、夏の装いをさらにゴージャスで素敵なものとしてくれそうです。
伝統的な藍の濃淡の紅型でありながら、モダンさも持ち合わせる素敵なおすすめの一点です。
地の色は支子色（くちなしいろ）「#FAD26A color-sample.com」を、
菱の色は黄橡色（きつるばみいろ）「#896C46 color-sample.com」、
紺色「#1D3156 color-sample.com」を、
花の色は向日葵色（ひまわりいろ）「#FFBB00 color-sample.com」、
京紫色「#643D61 color-sample.com」を、
太鼓の返りの色は萌黄色「#8FAF54 color-sample.com」をご参照下さい。
【玉那覇有公】
1936年 沖縄県に生まれる
1961年 紅型宗家・城間栄喜氏に師事、修業をはじめる
1963年 独立城間工房の近くに工房を構える
1970年 沖展に初出品
1975年 日本伝統工 芸展に初出品、その後も数々の賞を受賞
1991年 日本伝統工芸展で文部大臣賞受賞
1996年 重要無形文化財「紅型」保持者認定
1998年 紫綬褒章受章
日本工芸会正会員
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