「睡蓮」紋紗帯地
人間国宝 土屋順紀作

商品番号 m1024
販売価格 有難うございました

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商品説明
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【商品説明】
平成29年 第48回東海伝統工芸展入選作品。
2010年に重要無形文化財「紋紗」技術保持者に認定された土屋順紀さんの作品です。
専門学校を卒業後、染織の道を目指された土屋さんは、人間国宝である志村ふくみさんの工房に入られ、草木染の紬の技法を習得されました。
その後岐阜に戻ってご自身の工房を設立、学ばれた事を基本に研究と創作を続けられ、平成6年に伝統工芸展で入選を果たされました。
故郷である関市の長良川のある風景を作品に取り入れられたいとの思いから、生絹を使っての作品に取り組まれ、さらに後継者育成のために尽力されていた同じく人間国宝である北村武資さんのもとで指導を受けられました。
その10年後、紋紗に絣の技法を加えた作品「月下渓韻」を創作、日本伝統工芸展文部科学大臣賞を受賞されました。
北村武資さんのところに行かれた初めの頃は、とにかく再現する事が精一杯だったそうですが、10年かけてそれを習得、ご自身のテーマを盛り込んだ独特の世界観のある作品に完成されました。

平安時代より伝わる、透き通るような絹織物に模様を加えた「紋紗」、そして美しいグラデーションを表わす草木染による絣。
その2つを融合させて、かつてなかったオリジナリティと情緒あふれる作品をつくり続けられている土屋順紀さん。
こちらは第48回東海伝統工芸展入選作品「睡蓮」です。
草木で染められた濁りのない清麗な色とりどりの糸で織り成す絣は透明感とともに目に飛び込んできます。
地の紋紗の捩り織の端正な美しさを見落としてしまいそうなほど、透きとおる織りの中に浮かぶ美しい絣の模様が、まさに今花開く睡蓮の花の花弁を彷彿させます。
手に取ってはじめて現実的な織物である事を実感するような、距離を置いて眺めていたいような気高ささえあり、それを帯として身に着ける事ができると思いますと、想像できないような期待とときめきを感じられます。
是非この機会に一度ご覧いただきたいおすすめの逸品です。

【土屋順紀】
昭和29年生まれ。岐阜県出身。京都インターナショナル美術専門学校卒。
昭和53年 紬織の人間国宝・志村ふくみに師事。
昭和56年 岐阜県関市に工房を設立。
平成6年 日本伝統工芸展初入選。
平成8年 北村武資に師事。生絹着物「鮎の瀬」で日本伝統工芸展日本工芸会総裁賞。
平成9年 日本工芸会正会員となる。
平成18年 紋紗着物「月下渓韻」で日本伝統工芸展文部科学大臣賞。
      紋紗に絣の技法をくわえた独自の織物を制作する。
平成22年 重要無形文化財「紋紗」技術保持者に認定、人間国宝となる。

地の色は象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」
絣の色は浅蘇芳「#a25768 color-sample.com」、 苔色(こけいろ)「#3d4d10 color-sample.com」 をご参照下さい。