【商品説明】
濃い焦げ茶・黒鳶色の地に、白い小さな蚊絣が2.5cm角の市松の形に織り出された、越後夏大島のお着物です。
絹や麻の薄いものを織る技術のある産地は、沖縄や鹿児島、そして越後・新潟などがありますが、越後上布や明石ちぢみを織る技術のある十日町地方ならではの綺麗なうすはたの織物といえます。
これほど極細の糸に染められた細やかな絣を合わせ、それを集合させて模様を織り出していくというのは非常に技術と根気が必要で、日本の着物文化の素晴らしさを改めて感じます。
シャリっとした少し張りのある、お召しいただきやすそうな質感が心地よく、程よい透け感が涼しげで、きっと夏の装いをお洒落なものとしてくれる事と思います。
帯合わせが難しくないやわらかい焦げ茶色ですので、麻の九寸の染め帯でも、すくい織の八寸の織りの帯でも、いろいろとお合わせいただけます。
シックでモダンな印象の市松の模様が取り入れていただきやすそうな、おすすめの一点です。
黒鳶「#1a1212 color-sample.com」
をご参照下さい。
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