【商品説明】
日本古来の絞り染めを独特のデザインとセンスによって、着物に限らずインテリアに至るまで、現代の暮らしの中に映える美しさで、まるで新しいアイテムの様に花開かせている福本潮子さんの紬地の九寸名古屋帯の作品です。
ランダムな節のある座繰りの紬の帯地が、グレー味のある浅紫色に染められ、お太鼓の部分には網目のような模様が板締め絞りの技法で染められています。
幅の狭い網目のところは濃いめの黒鳶色でギュッと引き締められるように染められ、幅の広い部分はほんのりと色づいたお花の花びらを連想するような淡い紅藤白に染められていて、幾何学的な模様でありながらどこか春の風景を思わせる情緒が感じられます。
福本さんならではの、無駄を省いたような洗練されたシンプルかつモダンですっきりとしたデザインの優秀さが全面にあふれ、素敵な帯として完成しています。
どんなお着物と合わせましょうかと楽しみに思えますね。
淡色系や白系の無地感覚の紬のお着物とも綺麗に合うでしょうし、藍系や黒系の伝統的な模様の大島紬や結城紬などにもお洒落にお合わせいただけます。
どんなお着物と合わせてもどことなく個性的で、一段センスアップした着こなしをお楽しみいただけそうなおすすめの作品です。
地の色は浅紫「#806679 color-sample.com」、
太鼓の部分の色は紅藤色「#cca6bf color-sample.com」、
黒鳶「#432f2f color-sample.com」
をご参照下さい。
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