シクラメン刺繍紬丸帯
アンティーク
大正時代らしい、西洋趣味に合わせて精一杯洋風のお花をデザインに盛り込んで、手刺繍で描いたとてもきれいな丸帯です。
この時代には珍しく、生地はやや光沢のあるひげ紬で、市松に織られた物を使っていることから、晴着用ではなく、富裕層のお出掛け着としてリクエストされ、作られた物と思われます。
花材は、春のすみれ、夏のクレチマス、冬のシクラメンと、やはり大正時代らしく四季の花々を盛り込んでいます。
1,2度使用されたかと思われる前太鼓の折れ線と、経年変化によるうすいノリシミがありますが、着用にはあまり目立ちません。100年近く経過している割に状態は良いです。
商品番号 o0278
シクラメン刺繍紬丸帯
販売価格 有難うございました
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