アンティーク
おそらく大正時代に作られたと思われる、明治期の縮緬の雰囲気を持った、古色のあるやさしい色合いの名古屋帯です。 題材は珍しい水草の図で、おもだかとこうほねの花が手描友禅で描かれています。 流れる水のラインがぼかしで描かれていることで、全体に立体感とまとまりを持たせています。 この花自体は夏に咲くものですが、袷の時期用の生地に染められていることと、おもだかは毛利家の女性用の家紋にも使われたように、とてもきれいな図柄でしたので、アンティークファンの方にご覧いただきたく、ご紹介いたしました。 芯がやや厚めでしたので、当店でお仕立替をいたしました。
商品番号 o0289 おもだか図名古屋帯 販売価格 有難うございました