菊とふさ図手刺繍丸帯
アンティーク
シーズン的にも、ちょっと年末年始向きの商品をご紹介いたしておりますが、こちらの帯もその一つです。
大変凝った豪華な帯で元々は丸帯であったと思われますが、幅を少し調整する際に、柄のバランスから両側を縫い込まれた様です。
流れる様な飾り紐とふさが本当に美しく縫いで表現され、全体の印象を引きしめています。
それと対照的に、菊の花はある種西洋趣味的な、外国の刺繍に近い技法で刺繍されています。
大正時代の作品は、明治から続く職人技の匠と、デザインする人たちの新しい物を取り入れようとする意欲がうまく融合して、本当に見ていて楽しい作品が多いです。
こちらの帯もそう言える作品の一つです。
状態は非常に良く、年末年始のちょっとしたパーティーやお出かけに最適な逸品です。
商品番号 o0312
菊とふさ図手刺繍丸帯
販売価格 有難うございました
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