藍型染紬名古屋帯
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藍型染紬名古屋帯

昭和中期の作品と思われる、型染の名古屋帯です。
幕末から明治期の富裕層の家庭の客用木綿布団や座布団などに多く見られる、多色使いのレベルの高い型染の復元です。
忠実に復元されている事は、地色が濃紺ではなく、納戸から浅葱色にかけての明るい藍色である事からもうかがえます。
それによって全体が華やかでモダンな仕上がりになっています。
地の部分に、水玉の様な白い点を色止めにより残して藍染をする事も、技術的に容易ではありません。
工程が多く、失敗が許されないながらも、素朴な良さのある藍の型染は昔も今も日本人に愛されるアイテムの一つで、近年ではこういった帯のデザインとしても取り入れられ、多くの方に好まれています。
ただ、ここまでのレベルの物は非常に数が少ない事が残念です。
シンプルな無地や細い縞のお着物などと合わせて、着こなしを楽しんでいただきたいです。

商品番号 o0321
藍型染紬名古屋帯
販売価格 有難うございました

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