20年位前の、西陣の手機のものと思われる上質な名古屋帯です。 芥子の花は、大正時代にも西洋趣味から洋花のデザインの一つとして大変好まれ、帯にもよく取り入れられた図案ですが、昭和の物は反対に珍しいかもしれません。 6色の色糸と細かい箔糸で丁寧に織り出されているため、大胆な図案にも関わらず品格のある美しさがあります。 春から初夏にかけて活躍する白地の帯ですが、この春は白地の名古屋帯を積極的に集めて、順次ご紹介してまいりたいと思います。 白地の帯で、状態や品質が良い物は少ないですが、こちらはその中でもお使いいただきやすいおすすめの一点です。
商品番号 o0324 芥子の花織名古屋帯 販売価格 有難うございました