藍・型染流水に桜図創作名古屋帯
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藍・型染流水に桜図創作名古屋帯

幕末から明治期の桜の柄の型染の布が手に入りましたので、当店でお手入して名古屋帯にお仕立いたしました。
この時代にしては珍しい、やや厚手の羽二重の生地に、水の流れに桜の花といった情緒ある図案が型染で染められています。
いわゆる、この時代の縮緬地や薄手の羽二重に着物用として藍の型染を染めた物は時々目にしますが、帯にお仕立するには残念ながら耐久性の面で問題があって無理でした。
今回入荷いたしました、こちらの布はしっかりとした生地で、お仕立いたしましたらとても素敵な名古屋帯ができました。
染難か、経年の保存のためか、水の輪じみの様な箇所がありましたが、うまく着用に問題のない部分に配置する事ができ、2点作ることができました。
100年近く経っても、透明感のある美しい浅葱色と白のコントラスト、そして手挿で花霞のようにグレーが施されているのがとても効果的です。
紬のお着物と合わせていただいても、無地感覚の小紋などと合わせていただいても、現代のお着物とでもマッチして、ちょっと変わった感覚を楽しんでいただけると思われます。

商品番号 o0329
藍・型染流水に桜図創作名古屋帯
販売価格 有難うございました

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