パウダーピンクの結城紬に、ぽてっとしたうずらの様な鳥が一羽、やさしい笑顔で日向ぼっこでもしている様な、昭和の香りのする可愛い名古屋帯です。 国内では近年あまり見られなくなってしまった乱針刺繍ですが、大正時代の素晴らしい友禅に効果的に施されたものを時々見る事があります。 その点、こちらの帯は優れた技術をお持ちの職人さんがリクエストでわざと素朴な感じに仕上げたのか、昔の女学校の課題の作品的な雰囲気が何とも言えず、微笑ましい良い味わいになっています。 使用されている紬が上質なため、お召いただきやすいと思われます。 白っぽい単衣の紬などと合わされても、とても素敵な名古屋帯です。
商品番号 o0363 乱針刺繍うずら遊図名古屋帯 販売価格 有難うございました