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板締絞り藍染麻名古屋帯

細番手の糸で帯用に織られたきれいな麻地を、四角くたたんで板に挟み、しっかりと固定して藍の中に浸し、浸透にまかせて染め上げる板締絞りで染められた名古屋帯です。
こちらの帯は、角の浸し方をうまく計算して、全体が大きくよろけ縞の模様になる様に染められているのが何とも楽しいです。
古い板締のこのタイプの染は、三角にたたんで枡と呼ばれる四角の柄や、雪花絞りと呼ばれる花模様の物があります。 現代では、和紙にその技法で染められた物を目にすることがあります。
昔の人のアイデアには本当に優れた物があり、現在に通じるデザインも多く見る事ができます。
こちらの作品も、その流れの中のアレンジから生まれた物かもしれませんが、藍と白のコントラストと配分が非常にお洒落でモダンな素敵な夏の名古屋帯になっています。
未着用品。

商品番号 o0368
板締絞り藍染麻名古屋帯
販売価格 有難うございました