着物　アンティーク着物　振袖　訪問着　留袖

地銀通市松文織手刺繍丸帯

アンティーク

薄い紫苑色の糸と、細い銀駒糸との市松の絽織になった生地に、お太鼓に手刺繍で大きくダリアの花が縫い込まれた、大胆なイメージの丸帯です。
大正時代の当時、最先端の西洋趣味的でお洒落なデザインだったと思われます。 前柄やたれ部分のコスモスや蝶のデザインにアールヌーボーの香りが強く感じられることや、全体の色使いからもそれが感じられます。
一方で、コスモスにとまろうとしているクロアゲハの様子などは逆に写実的で、日本画的な要素も見られたりして、大正時代ならではの何でも吸収し、何でも表現しようとするおおらかさと元気の良さも伝わってくるようです。
非常に高い技術の刺繍で、少し不思議な世界が描かれたゴージャスで美しいアンティークの丸帯です。
引抜の状態のままで、お仕立替をしております。
1枚目、11枚目の写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。

商品番号 o0372
アンティーク　地銀通市松文織手刺繍丸帯
販売価格 有難うございました