少し前の時代の物と思われる、珍しい藤布の名古屋帯です。 藍の濃淡で染められた糸で、絣と縞の柄が織り出されています。 シンプルでラフな感じの絣柄が、自然布の味わいをより引き立たせていて、さらっとしたモダンさを感じる事ができます。 原始布的な素材はどこか懐かしく、飽きが来ずに長く愛用できる物が多いのですが、取り入れ方を間違えてしまうと、少しやぼったくもなりがちです。 その点でこちらの帯は、程よいバランスの所を抑えている珍しいタイプと言えるかもしれません。 夏のちょっとしたお出かけ着に、活用のきく涼やかな一点です。
商品番号 o0373 藍染絣藤布名古屋帯 販売価格 有難うございました