波に千鳥本綴絽名古屋帯
波千鳥の文様は、古くから染の物でも織の物でも広く愛されてきた定番的なものです。
時代によってデザインのニュアンスが変わっていく過程を比較して見ることができ、大正時代などはお太鼓に大きく一面に描かれた真っ赤な千鳥のものがあったり、反対に染のもので情緒的に繊細に描かれたものもあります。
こちらの帯は昭和らしいモダンさもありながら、品質の良さに裏付けされた凛とした美しさも持ち合わせた素敵な名古屋帯です。
シャープに大胆に描かれた波文様のデザインとは逆に、少しほっこりとした感じの愛らしい千鳥が懸命に飛んでいる様子が楽しくもあります。
夏の黒は透け感によって涼感を演出することができ、お着物の色もあまり選びませんし、お召しいただくと、きりっとした感じになり素敵です。
品質の良い絽綴は大変重宝することも人気の一つです。
近年作られる、数の少なくなった上質な絽綴の名古屋帯です。
今回ご紹介の絽綴の帯はどれも手機によるしっかりとしたものですが、良い綴帯の特徴でもある程よいしなやかさがあり、どれも大変お使いいただきやすい品物と思われます。
商品番号 o0389
波に千鳥本綴絽名古屋帯
販売価格 有難うございました
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