アンティーク 絽紗地バラの花名古屋帯
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絽紗地バラの花名古屋帯

アンティーク

大正時代の代表的な、当時は色柄とも最先端だったと思われるお洒落で可愛らしい夏の名古屋帯です。
明治の終わり頃に日本に入ってきて大変貴重品であった化学染料が、大正時代にはずいぶん普及したのだということが、こういった帯の図柄を見るとよくわかります。
特に強いピンクとエメラルドグリーンは、当時のお洒落な人たちに人気があったようです。 その色が引き立つデザインもやはりモダンなものが多く、バラも好んで使われたアイテムの一つです。
インパクトのある縦に走るボーダーに、やや立体感のあるバラが西洋のゴブラン織風に色とりどりに織り出されていて、それと対照的に周りに散らされた小さい花の図案は伝統的な蟹牡丹のアレンジなのが面白く、この時代の特徴でもあります。
このタイプの夏帯は、近年の絽小紋などと合わされてもさほど違和感なくお召しいただけます。
ちょっと華やいだ装いを楽しまれたい時には最適な夏の素敵な一点です。

商品番号 o0392
絽紗地バラの花名古屋帯
販売価格 有難うございました

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