手織ぜんまい紬木版金更紗名古屋帯
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手織ぜんまい紬木版金更紗名古屋帯

主に野山の植物をあらゆる工夫を凝らして織物として作られた原始布、自然布の一つであるぜんまい紬。
春に山奥の土の中から芽吹いたぜんまいの綿を真綿に混ぜ込んで手紡ぎで糸を作り、緯糸として織られた紬です。 その民芸的な
味わいと希少性から根強い人気を持ち続けています。
近年はコスト的な理由もあってか、あまりたくさんのぜんまいを使われていない、雰囲気を楽しむくらいの質感の物もたくさん作られ、割にお手軽なお召物としても販売されている様です。
こちらの八寸名古屋帯は近年には珍しく、かなりの量のぜんまいが使われたタイプの物です。
独特のふんわりとした質感の奥深い味わいのある手織のぜんまい紬の帯地に、ややラフな感じの草花や鳥の図が同系色の濃淡の色使いで染められ、縁どりの様に金彩が施されています。
ぜんまいの自然の淡い色がベースになっているため、昔の金更紗のイメージに近い、どこか古色のある面白い作品になっています。
自然布の良さと、そこにワンポイント更紗風の柄を置いた事で、モダンな感覚も持ち合わせたとても贅沢な普段のお洒落着用の帯になっています。
品質的にもとてもしなやかで、袷のシーズンまでお使いいただける着心地の良いお洒落な八寸名古屋帯です。

商品番号 o0415
手織ぜんまい紬木版金更紗名古屋帯
販売価格 有難うございました

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