江戸刺繍裂切バメ名古屋帯
江戸時代の刺繍裂などを部分的に取り入れて帯としてお仕立される事は、昔も今も多くの人に好まれています。
当店でも素敵な古い布が手に入りますと、何とか帯にならないものかと色々工夫して創作帯を作る事もあり、それが素敵な作品に仕上がってきますと大変嬉しく思えたりします。
こちらの帯も、そのようなお気持で作られたのでしょうか。
この布を切バメとして使う事を前提に、糸目友禅で土台になる帯地にその布とほぼ同じ図案の輪郭だけが描かれた、珍しいタイプの物です。
それによって切バメで配された刺繍裂が一段と引き立って、帯としての一体感もあり、作品として完成度の高い物になっています。
生地は打込みのしっかりとした、ややかための縮緬地です。
古色のある紫鳶色に深みがあり、上品なお洒落感を醸し出しています。
格高の無地感覚の小紋や江戸小紋、また上質の紬類などと合わせていただいても素敵です。
少し着物上級者向けのアイテムですが、意外に合わせやすく、幅広くお楽しみいただけると思われます。
商品番号 o0429
江戸刺繍裂切バメ名古屋帯
販売価格 有難うございました
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