元々は、繭がたくさんできて生糸がたくさん収穫できる事を願ったもので、柳の枝などにおもちゃを丸めて並べてつけて飾った物だそうです。 私はその作業が楽しくて手伝った記憶はありますが、餅枝とも呼ばれるこのお飾りはおめでたいお正月を連想します。 帯の柄としては少し珍しいかもしれませんが、どこかのどかさがある様な楽しい図柄です。 塩瀬の台で、丸の中に淡いきれいな色が挿され、胡粉と金彩で仕上げられた丁寧な加工になっています。 胡粉の白が、実物を思い浮かべる様にうまく使われている様です。 年末年始のお出かけに、さりげないテーマ性があって楽しいのではないでしょうか。
商品番号 o0459 繭玉の図手描友禅名古屋帯 販売価格 有難うございました