古代文様ロウケツ染名古屋帯 皆川泰蔵作
日展評議員であり、海外でも高い評価を受けられ、数多くの賞を受賞、近代工芸染織作家の第一人者のお一人としてご活躍された、故・皆川泰蔵氏作のロウケツ染名古屋帯です。
日本の古民家シリーズや世界各国の古都などのモチーフの作品は有名で、独特の構成と個性的でモダンな色調で数多くの作品を残されました。
京都の祇園祭の鉾にも大作が飾られ、木版画などの額装になった作品や屏風などはインテリアとしても人気がある様です。
こちらの染の名古屋帯も大変ユニークな図案で、勇壮な立派な角を持った牡鹿がシルエットの様に描かれているのですが、色調がどこかファンタジーチックで楽しい雰囲気になっています。
前柄の豹の様な動物も、やはり古代の壁画に描かれている様な不思議な形をしています。
地になっている部分のロウのひび割れの面白さや、図案の上に散らされたロウ染の使い方もユニークで、独特の雰囲気のある帯になっています。
ちょっと物語性も感じられる作品です。
お遊び気分でお茶目な着こなしをお楽しみいただけたらと思います。
商品番号 o0495
古代文様ロウケツ染名古屋帯 皆川泰蔵作
販売価格 有難うございました |