西洋花尽図丸帯直し名古屋帯
アンティーク
大正時代の代表的な、西洋趣味的図案である洋花尽しの染の丸帯を、現代の名古屋帯のお寸法にお仕立替をいたしました。
大正時代には、まだ図案家という職業が確立されていなかったため着物や帯の図柄に日本画の絵師が図案を提供したり、何かの資料から写したりといった事があった様です。
そういった理由から、どこか和洋折衷のユニークな物や、何だか姿形が違う様な動物が描かれていたりして、時代を感じられ楽しく見る事もよくあります。
こちらはそんな時代に作られたと思われる、満開の花々が描かれた染の帯です。日本画の場合は、半分はつぼみの状態で描かれる事がほとんどです。
当時としては、かなり先端をいくモダンな物であったと思われます。
少し凝った染の塩瀬の帯として扱っていただきましたら、現代のお着物と合わされてもさほど違和感はありません。
春に華やいで素敵な装いをお楽しみいただけると思われます。
アンティークですので、細かい状態等はお問合せください。
商品番号 o0515
西洋花尽図丸帯直し名古屋帯
販売価格 有難うございました |