琴糸織名古屋帯 出羽の織座製
水上勉氏の小説「湖の琴」の舞台にもなった近江余呉湖の琴糸は歴史が古く、現在では化学繊維にとって代わられ生産量も激減していますが、大音の琴糸、西山の三味糸として有名です。
喜多川平朗氏や宮島勇氏も一番細い三味糸を使用して作品を作られています。
日本最古の羽衣伝説もあり、古くから染織品との関わりも深く、どこかロマンを感じられて一度訪れてみたい場所の一つでもあります。
春蚕だけを使い、その15この蚕から作られた非常に撚りの強い琴糸を経糸に使い、熟練の技で強い打込みによって織られた、出羽の織座製の名古屋帯です。
琴糸の性質をうまく出された大きなうねりの様なしぼが楽しく、お召になられた時に独特の糸質からなる光沢とそのしぼによって他の織物にはない表情が現れます。
ちょっと通好みではありますが、お使いになられるほどにしなやかな手触りになり、愛着が湧いてくる様です。
象牙色なのがまたお洒落で、これからの季節に最適で素敵なおすすめの一点です。
商品番号 o0530
琴糸織名古屋帯 出羽の織座製
販売価格 有難うございました |