朝顔図手描友禅絽名古屋帯
アンティーク
夏の風物の中でも代表的なテーマといえる朝顔の花をお太鼓に大きく描いた絽の名古屋帯です。
蔓がのびのびと流れるように描かれ、瑠璃紺色地に岩絵具の様なミントグリーンがとても爽やかで、ぱっと開いた薄ピンクの花を引き立てています。
大正時代のこのタイプの作品は日本画にも通じる要素があり、大げさに言えば、帯という世界の中に盛り込まれた当時の作り手の芸術性の様なものさえ伝わってきて、興味深く思えます。
目の細かいさらっとした絽の生地で少しハリがあり、お色的にも朝顔をテーマにした物にしては、きりっとした雰囲気になっています。
状態は良かったのですが、長さの問題もあり、当店でお手入してお仕立替をいたしました。
近年のお着物と合わせていただいても違和感なくお召しいただけると思われます。
ちょっとかっこよく夏の装いをお楽しみいただける素敵な一点です。
(長さ)約3m65cm×(太鼓巾)31cm×(前巾)15.6cm。
商品番号 o0552
アンティーク 朝顔図手描友禅絽名古屋帯
販売価格 有難うございました |