バラ刺繍昼夜帯
アンティーク
とても大正時代らしい、西洋趣味的な、それもアールデコっぽいデザインのインパクトのあるバラの昼夜帯です。
その当時に、海外から渡ってきた何かの資料から起こされたデザインと思われます。
その後の昭和の少女雑誌の挿絵で見る様な、こんもりとした形に描かれているバラの花が特徴的で、葉の形もユニークです。
それに絡まる様なネックレスの様なラインも刺繍で描かれ、アクセントになっています。
かなりお洒落でハイカラさんのリクエストによる物かもしれません。
その当時最先端と言えるピンクが、黒地にとても映えています。
この上なくモダンなデザインとは対照的に、お仕事としては手刺繍によるとても細やかに描かれています。
久しぶりにはっとさせられる、アンティークの刺繍の帯に出合った気がします。
裏も赤い繻子が合わせてあります。
アンティークファンならずとも、是非一度ご覧いただきたい、大正時代のレベルの高いデザインと刺繍の素晴らしい一点です。
(長さ)約3m92cm×(太鼓巾)30cm。
商品番号 o0639
アンティーク バラ刺繍昼夜帯
販売価格 有難うございました |