花鳥図夾纈染紬袋帯
正倉院御物の染織品の中の代表格、三纈とも呼ばれる「纐纈」「蝋纈」「夾纈」の中の、夾纈の技法に近い方法で染められたと思われる、素晴らしい紬の袋帯です。
絞り染ともまた違う図案の輪郭の甘さが、一つの個性として味わいが感じられ、ひとつひとつの図案に染料が浸透していった事が想像できて興味深く思えたりします。
古代へのロマンの様なものと、目に映る幻想的な独特の世界観が何とも言えない魅力となって、個人的にもいつも心魅かれてしまいます。
実際にお着物とお合わせいただく時にも、縞やみじん格子の紬のお着物をはじめ、お召織の無地感覚の物などを大変引き立て、ちょっと上級者的な素敵な着こなしをお楽しみいただけると思われます。
見る方にも不思議なインパクトの様なものを与え、目を引きます。
またお着物談議に花が咲いて、お話も弾むのではないでしょうか。
大変希少性も高く、お値打ちのおすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)約4m53cm×(太鼓巾)31.2cm。
商品番号 o0657
花鳥図夾纈染紬袋帯(作家物)
販売価格 有難うございました |