八重桜図手描友禅名古屋帯 斎藤富蔵作
一見、大正時代のアンティークの染帯かと思ってしまう様な、八重桜が咲く姿を友禅で描いた少し古色のある塩瀬の名古屋帯です。
一緒に入荷いたしました、同じ方がお持ちだった他の物から見てもおそらく昭和50年代の作品と思われるのですが、味わいのあるこなれた雰囲気があります。
時代的にお寸法が短かった事もあり、当店で時間をかけてお手入し、手先から90cm位の所に別布を足してお仕立替をいたしました。
活き活きと、でもふんわりとした花びらの表現は本当に素晴らしく、ほんのり薄いピンクの暈しが程よい華やかさとなって、季節を彩る装いに最適ではないかと思います。
小紋や江戸小紋から紬、お召織など、広い範囲で色々な種類のお着物と合わせていただけます。
帯揚、帯締などの小物で変化をつけて楽しめるのも黒地の帯の良い所です。
春の楽しみの一つでもある桜の帯の中でも、特におすすめの一点です。
(長さ)約3m78cm×(太鼓巾)31.4cm×(前巾)15.8cm。
商品番号 o0682
八重桜図手描友禅名古屋帯 斎藤富蔵作
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