貝尽し手刺繍越後上布二部式名古屋帯 紬屋吉平扱
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貝尽し手刺繍越後上布二部式名古屋帯
紬屋吉平扱

先ず、さすがと思ってしまう事は、近年ではなかなかあり得ない経緯手績みの極細の苧麻で織られた重要無形文化財の越後上布を帯地に使用されている点です。
小さめの巻貝や二枚貝などの可愛らしい図案が輪郭だけ墨で描かれ、個性的な色使いで細やかな手刺繍によって彩色された事で、スケルトンの様な涼しげな効果を感じられます。
また小さな砂粒も相良刺繍でひとつひとつ描かれています。
お求めになられた方が、夏の着用を考慮して二部式のお仕立にされている事が、かえって嬉しくもあります。
私自身がハサミを入れる事は少し勇気が必要になりますし、ご要望があれば普通の名古屋帯の形にする加工も当店で承ります。
手元で見ていても、品の良いぴしっとした越後上布の風合いにとても心魅かれますし、麻本来のベージュにも独特の透明感がありきれいです。 そして涼しさも別格と思われます。
水浅葱と紫の刺繍の色がポイントになって、上級者的なお洒落さを感じられる、大変おすすめの逸品です。
(太鼓巾)31cm×(前巾)16cm。

商品番号 o0700
貝尽し手刺繍越後上布二部式名古屋帯 紬屋吉平扱
販売価格 有難うございました

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