千鳥の絵手描絽夏名古屋帯
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千鳥の絵手描絽夏名古屋帯

ネイビー系のさわやかな紺地の絽塩瀬に、颯爽と飛ぶ千鳥の姿を手描きで描いた夏の名古屋帯です。
銀粉を散らして、雲かあるいは砂子の様なものが描かれています。
少し格好良いイメージで描かれていて、千鳥を描いた物にしては珍しくもあります。
夏の染帯の図案は涼を感じられるものをモチーフにしている事が多いのですが、水が涼しさを連想する事もあり、川岸や海辺の草花も好んで使われます。 また、柳やこちらの帯の様な飛ぶ鳥の姿で風を感じられる物もあります。
以前、真夏のとても暑い京都で大変古い文化財の様なお宅にお邪魔した事がありますが、座敷の境にオーガンジーの様なとても上質な麻の暖簾がかけてあり、まったく風は吹いていなくても人が動くだけでふわりと動いて涼しげで素敵だなと思っていましたら、そこのご主人が「これは風を見せるためにかけてあるのですよ」と言われてなるほどと感心した事を思い出したりしました。
そうした日本人ならではの発想の要素が盛り込まれた、素敵な夏のおすすめの一点です。
(長さ)3m72cm×(太鼓巾)30.3cm×(前巾)15.2cm。

商品番号 o0721
千鳥の絵手描絽夏名古屋帯
販売価格 有難うございました

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