柳にカエル図すくい織夏袋帯 上島洋山
紅梅織の様に、横に少し太い色が織り込まれた草木染の淡い柳鼠色の地に、蓮の葉が浮かぶ大きな池と小さなカエル、そよぐ柳の葉といった情緒のある夏の風景をすくい織で描いた夏の袋帯です。
透明感のある地色がとてもきれいで、夏の日差しに水面が光っている様子を表すためか、池の部分が銀糸で織られている事でかえって軽やかさがある様です。
「古池や蛙飛び込む水の音」という松尾芭蕉の句が思わず頭に浮かんでくる様でもあり、また風にそよぐ柳の葉と蛙の図は平安の書家・小野道風の絵を思い起こさせます。
どこか懐かしく、日本の原風景の様な素敵な図案です。
素材も大変軽く、シックな色使いですので、お洒落着として色々に活用していただける事と思います。
(長さ)4m25cm×(太鼓巾)31cm。
商品番号 o0670
柳にカエル図すくい織夏袋帯 上島洋山
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