丸にトンボと秋草模様辻が花染紬名古屋帯
森健持作
真綿の太い糸を格子の様に配置して織られた紅梅織の様な紬の地を、銀鼠色をずっと薄くした色に染め、太鼓部分に辻が花の技法で柄付をした森健持氏の作品です。
定番的な古典の辻が花の模様もたくさんお作りになられているのですが、なぜか当店にご縁のあるものはこちらの様な季節のものをモチーフにしたちょっと可愛い作品が多く、嬉しく思います。
ざっくりした風合いの生地に、クレヨンで描いた様な少しかすれたタッチがお洒落です。
丸も絞り染によるものですので柄の周りが白く暈しになっていて、柄が引き立ち、華やかさもあります。
秋からの少し濃いめの色の紬などと合わされるのには、とてもお役立ちだと思います。
桔梗の花やトンボがとても楽しそうに描かれ、さっそく締めてお出かけいただきたい様な、とてもおすすめの名古屋帯です。
お仕立上り。
(長さ)3m73cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)16.4cm。
商品番号 o0741
丸にトンボと秋草模様辻が花染紬名古屋帯 森健持作
販売価格 120,000円+税 |