木版更紗調紬名古屋帯
今回は、色々な楽しいアレンジで古い染織品を現代のお着物スタイルに合わせて復元した、お手元にあるとすぐに役立ってくれそうな名古屋帯を何点かご紹介したいと思います。
こちらは色合いは現代的なアレンジになっていますが、古いインドの鬼手の更紗の調子の模様が描かれた、楽しい柄の名古屋帯です。
型染で地色を緑青色に染め、白く残った部分に淡い黄の色を挿し、目立ちませんが更に金彩も施されています。
そして墨色でギザギザ模様やハートの様な模様を木版更紗の様に染めた、シンプルな様で大変手の込んだお仕事の作品です。
古くから日本画のアクセント的に使われる緑青色は、藍系、黄系、茶系、また淡い色にもすんなりと合い、他の色を引き立たせてくれる魅力的な色です。
大人っぽい印象にもなりとても素敵です。
塩瀬などに染められていると少し冷たいイメージにもなりますが、こちらは伊那紬の様な少しふんわりとした質感の紬に染められていますので、色柄とも調和のとれた素敵な帯となっています。
秋のお出かけ用のアイテムに加えていただきたい、おすすめの一点です。
未着用品。
(長さ)3m87cm×(太鼓巾)31cm×(前巾)16.6cm。
商品番号 o0767
木版更紗調紬名古屋帯
販売価格 有難うございました |
