間道袋帯 織悦製
滑らせると衣擦れの音がスルスルと心地よく聞こえる、5色の糸で織り出された間道手の袋帯です。
こっくりとした伽羅色をベースに、柳煤竹、藍、山吹茶、そして白っぽく見えるのが薄柿色です。
どの色も大人の色といったイメージですが、全体には決して地味ではなく、品格のある素敵な縞になっています。
左端に無地部分が4センチほど取られていますが、その事で太鼓の形になった時に名物裂の重みと格式の様なものがぐっと出てきます。
たった4センチですが、それがあるとないとでまったく印象が違ってくるという事はデザインの不思議さの様で興味深く思えます。
別でご紹介しています、子持縞の江戸小紋のお着物と同様、文様のルーツでもある縞の世界は「たかが縞 されど縞」と言えるおもしろさが感じられます。
こちらの袋帯は、色目で合わせていただきますと、色無地や江戸小紋から紬、そしてお召織のお着物まで、小物使いなどで変化をつけて様々な着こなしをお楽しみいただけます。
活用がきいて長くご愛用いただけ、そしてちょっと着なれた雰囲気で上級者的な演出もお楽しみいただきたいおすすめの一点です。
未着用品。
(長さ)4m50cm×(太鼓巾)31.4cm。
商品番号 o0814
間道袋帯 織悦製
販売価格 有難うございました |
