琉球紅型染麻地夏名古屋帯
宮城里子作
沖縄の数々ある染織文化の中でも、歴史も古く人気が高いものの一つである紅型染は、現在も人間国宝である玉那覇有公氏をはじめとして、多くの作家の方々が現代の装いに適した数々の作品をつくり続けていらっしゃいます。
その中のお一人で、古来より伝承される琉球紅型の技法を受け継がれながらも、女性らしい目線と感性で独自の個性のある素敵な作品を作られる事で人気の高い、日本工芸会正会員・宮城里子さんの紅型の名古屋帯です。
モミジヒルガオと思われる蔓になった草に花が咲き、トンボが戯れる楽しい図案の麻地の夏名古屋帯の作品です。
一般的に、紅型の作家さんでその作品を見てお名前がわかる方はそんなにたくさんはいらっしゃらないと思います。
宮城さんの作品はその独特のデザインと色使いで、作風から一目見てそうとわかる個性を持っていらっしゃるのもすごい事だと思います。
そして実際にお召になった時に、その可愛らしさと色のバランスの良さからくっきりとしたお洒落さが現れます。
特にこちらの帯は、お太鼓にした際に右側のトンボが飛んでいる空間の取り方が素晴らしく、涼感を感じられますし、いっぱいいっぱいではないゆとりのあるお洒落さが出て素敵です。
夏の上布や麻のお着物と合わせて軽やかに街にお出かけいただきたい、おすすめの一点です。
(長さ)3m62cm×(太鼓巾)30.5cm×(前巾)15.4cm。
商品番号 o0844
琉球紅型染麻地夏名古屋帯 宮城里子作
販売価格 有難うございました |