絞染に熨斗の柄生紬名古屋帯
かなり撚りの強い糸で織られた大変弾力性のある、一見麻かと思ってしまう様な生紬の帯地に、この季節には少し珍しいと思われる暖色系の色使いで、茜染を端に絞り染めし、暈しを含めた手描き染めで熨斗の模様が染められ、その中に菊と桜が描かれた楽しい雰囲気のお洒落な染めの名古屋帯です。
どこか懐かしい大正時代のぽち袋や千代紙などを連想するような色合いです。
盛夏にもお使いいただけなくはないですが、どちらかと言うと単衣時期の割合長い期間でお使いいただけそうです。
薄物単衣から厚物単衣、そして秋口には袷の初めの頃まで、色々とお合わせいただける事と思います。
素材の良さと染めのデザインの良さから、カジュアルな印象ですが独特の高級感もあり、夏結城や塩沢などと合わせていただくのも素敵ですし、産地物の個性的な紬類ともお洒落に楽しく合わせていただけるのではないかと思います。
伝統的な柄と色使いでありながらモダンで軽やかにお洒落を楽しめる、ありそうでなかなか出合わない、とてもおすすめの一点です。
未着用品。
(長さ)3m67cm×(太鼓巾)31.6cm×(前巾)15.6cm。
商品番号 o0853
絞染に熨斗の柄生紬名古屋帯
販売価格 有難うございました |