あけびの実手描名古屋帯
おみなえし色に染められた縮緬地に、まるで秋の山里で見つけた情景をそのままに描いた様に、思わず手に取りたくなる様なあけびの実の図の作家物の名古屋帯です。
近年ではどこかに出かけて何か素敵な物や場面に出合うと、気軽にデジタルカメラや携帯電話のカメラで撮って記録しておけるので便利です。
私自身も山里でひっそり咲いている山野草なんかを見つけますと、思わずカメラで撮ったりして喜んでいます。
写真のない時代、昔の人は何かを見て記録しておきたいと思ったらスケッチをして描きとめておいたり、いわゆる絵心的なものを持ち合わせていたのだろうな、などとこの絵を見ているとそういった事を思い描いたりしてしまいました。
古い和紙にそういったメモや小さな絵が残された物を何度か見た事もあります。
こちらはモチーフとしては柿や栗などとは違って少し珍しいかもしれません。秋らしいシックな色使いにさらっと描かれている事がまたさりげなくてお洒落です。
未着用の非常に良い状態ですが、総丈が長めのものをお好みの方の持ち物だった様で、着用時に出ない胴の部分に長さを足したお仕立となっています。
そのため、少しお買得価格となっています。
作家物。
(長さ)3m98cm×(太鼓巾)30.4cm×(前巾)15.2cm。
こちらの帯の色は「#cccc66 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 o0858
あけびの実手描名古屋帯(作家物)
販売価格 有難うございました |