「截金」友禅に金彩手刺繍名古屋帯
矢代仁製
錆青磁をずっと深く濃くした色に暈し染めをし、お太鼓部分には明るく綺麗な青磁色で「截金彩色まり」の図が染められた塩瀬の名古屋帯です。
日本古来の伝統工芸でもある截金(きりかね)の細やかな細工の雰囲気を出すために、非常に細い手描きの線で金が引かれています。
さらに部分的に手刺繍も施された、大変凝ったレベルの高い美しい模様を目にした時には、さすが数々の名品を世に送り出し続けられて長い歴史のある京の老舗、矢代仁製と改めて驚きました。
手描きの金の細い線の集合を見ているだけでも、思わず息をとめて魅入ってしまいそうな素敵な緊張感を感じます。
渋さの中にも高貴な光を放つ品格を感じられ、実際にお召になった時にもそれは充分に発揮される事と思います。
あまり季節も問わず、長くお手元に置いておきたい様な愛着を感じられるおすすめの逸品です。
因みに実物の写真はこちらに無断転用する事ができませんので、もしよろしければ「截金彩色まり」で画像検索をされますと、作家の方々の素晴らしい作品をインターネットでもご覧いただく事ができます。
未着用品。
(長さ)3m69cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)15.6cm。
こちらの帯の色は「#809989 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 o0869
「截金」友禅に金彩手刺繍名古屋帯 矢代仁製
販売価格 有難うございました |