バティック模様藍染結城紬開名古屋帯
染織工芸むら田扱
蔓草に花が咲き、そこに扇面が散らされ、少しアジアンテイストな雰囲気で鳥が描かれた、藍染の更紗模様の本場結城紬の開名古屋帯です。
少し前の時代のものならではと言える上質な結城紬を使用されているのですが、それがとてもしなやかで軽く、手元で見ているだけでも締めやすさが伝わってくる様です。
また、深く濃い藍地に藍返しだけのモノトーンで染められていて、時を経ても変わらないセンスと言いますか、本当にお着物の事をわかったお洒落心のある方のデザインである事が感じられて嬉しくなってしまいます。
こんな上質な結城紬に本藍染の手描きで、ましてやこの繊細なラインの図柄を染めて帯を作るという事は、現代では色々な意味で難しいかもしれません。
時代的に総丈が短かったので、着用時に出ない胴部分に別布を足してお仕立替をいたしましたが、なかなか鋏を入れる事がためらわれて手元でしばらく悩んでしまいました。
それでもやはりお召いただく事ができなければ意味がありませんので、お仕立替をする事にいたしました。
浅葱色の鳥が本当に活き活きと描かれ、そしてタレのボーダー部分の花が可憐で素敵なおすすめの逸品です。
(長さ)3m76cm×(太鼓巾)31.6cm×(前巾)16.2cm。
商品番号 o0877
バティック模様藍染結城紬開名古屋帯 染織工芸むら田扱
販売価格 有難うございました |
