春蘭の花手刺繍開名古屋帯
箸尾百亭作
青山みとも扱
毎年この時期になると、春のモチーフや桜の柄のもの、また春らしい色使いのお着物や帯などのお問合せを多くいただきます。今週末にかけて少しずつご紹介させていただきたいと思っております。
淡いクリームの様な象牙色の地に溶け込む様なトーンのとても綺麗な色使いの手刺繍の開名古屋帯です。
写実的でその瑞々しさが伝わってくる様な美しい刺繍です。
葉の先や花弁の暈しを使った表現は思わずうっとりしてしまいそうです。
早い春に芽吹きひっそりと咲く春蘭は、とても身近な存在だった事と、土の中から力強く芽吹くというめでたさからか、中国でも古くから織物の柄としても取り入れられていて、日本でも明治期の丸帯などで目にする事がありますが、その可憐さとは対照的にどこか高貴な印象のある不思議な植物です。
清々しい春の風情をこんな素敵な帯で取り入れていただけたらと思います。
未着用品。
(長さ)3m75cm×(太鼓巾)30.2cm。
象牙色は「#f7f7c5 WEB色見本 原色大辞典」を、
白橡色は「#cca794 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 o0905
春蘭の花手刺繍開名古屋帯 箸尾百亭作 青山みとも扱
販売価格 有難うございました |