雪花絞り模様紬名古屋帯
しょうざん製
雪花絞りとは布を折りたたんで板で挟んで糸できつく縛り、端の方を染料につけて染める絞りの技法で、板締絞りとも呼ばれますが、畳み方や色の浸透の仕方で色々な模様ができるのは面白い事だと思います。
幼い頃に折り紙を放射線状に織りたたんでハサミで色々な所をカットし、広げてみると思わぬ柄ができているのに感動した事が思い出されたりします。
計算して染める部分と偶発的に染まる部分との融合の面白さかもしれません。
有松絞りでも昔からこの技法は盛んに使われていて、古い木綿のもので雪の結晶の様な、いわゆる雪の花の様な形の板締め絞りを見る事があります。
こちらはふっくらとした紬地を使って、淡い水浅葱色の地にレモンイエローの三角と淡いローズの六角形を染めたものです。
しょうざん製ならではの品質の良さが、楽しい図柄を上品なものとしてくれています。
暈し染めを含んだパステルカラーの帯はなかなか出合いませんがひとつお持ちになられますと色々なお着物と相性が良く、とても重宝します。
色もこれからの季節にぴったりで大変すすめの一点です。
お仕立上り。
(長さ)4m41cm×(太鼓巾)30.8cm。
レモンイエローは「#ffff33 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 o0906
雪花絞り模様紬名古屋帯 しょうざん製
販売価格 有難うございました |
