桜に釣り人の図友禅名古屋帯
堀栄作
毎年この時期になると、春のモチーフや桜の柄のもの、また春らしい色使いのお着物や帯などのお問合せを多くいただきます。今週末にかけて少しずつご紹介させていただきたいと思っております。
濃い海老茶色に染められた梨地の帯地に、丸い木の橋のかかる小さな川に小舟を出して釣りをする人がいる春の風景が描かれています。
手前に差し掛かる桜の花が全体を春の空気で包んでいる様です。
地色の海老茶色と流れる川の錆青磁色のコントラストがキリッとして、このシーズンの作品としては珍しいタイプと言えるかもしれません。
なぜか少し時代色が感じられるのもまた楽しく、すっきりとした縞の小紋や無地感覚の紬のお着物などとちょっと小粋に合わされるのも素敵ではないでしょうか。
作家物ならではの個性が光るおすすめの一点です。
未着用品。
(長さ)3m79cm×(太鼓巾)30.4cm×(前巾)15.6cm。
海老茶色は「#190502 WEB色見本 原色大辞典」を、
錆青磁色は「#697f71 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 o0909
桜に釣り人の図友禅名古屋帯 堀栄作
販売価格 有難うございました |
