暈し染分けに桜の花手刺繍袋帯
角度によって光沢の様に光る程度の極細の金糸が織り込まれた帯地が、砺茶色（とのちゃいろ）の薄紫と鶸萌黄色（ひわもえぎいろ）の緑に暈しで染め分けされ、満開に咲く桜の花が日本刺繍で描かれた素晴らしい袋帯です。
同じ枝から咲いている桜の花の満開と七分咲きの違いを表したのでしょうか、少し違ったニュアンスで描かれていて面白く見る事ができます。
大変豪華で手の込んだ刺繍が施されているのですが、ふっくらとした桜の花びらが地染めの色と近い糸で刺繍されているので、どことなく控えめで上品な印象となっています。
お太鼓の形にした時には、地染めの暈しがほんのりと光が射す様にお洒落な雰囲気を醸し出します。
近年ではあまり出合わない希少性の高い手刺繍のタイプの帯と言えます。
この季節にちょっとお洒落に、佐藤竜子さん作の桜染めのお着物と合わせて、シックで大人の可愛らしさのあるコーディネートをしてみました。
紬以外にも江戸小紋や軽めの附下などと合わせて春をお楽しみいただける、おすすめの一点です。
(長さ)4m54cm×(太鼓巾)31.2cm。
砺茶色は「#9f6f55 WEB色見本 原色大辞典」を、
鶸萌黄色は「#667f34 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 o0916
暈し染分けに桜の花手刺繍袋帯
販売価格 有難うございました |
