幻の貝紫 インカ鳥の図名古屋帯
青山みともオリジナル
幻と言われるほど希少性の高い貝紫は「帝王の紫」とも言われ、古くから珍重されていました。
その貝紫で染めた貴重な糸を使って、大変高い技術を要するすくい織りで桃色の地にインカの雰囲気が漂うお茶目な小鳥が3羽並んだ模様のこんなに可愛い帯をつくってくれていたなんて！と思わず感激してしまいました。
近年の帝王紫は、特に袋帯の柄は古鏡などの高尚なイメージで、貝紫が生まれた南米や地中海のイメージとは随分かけ離れたものに出合う事が多く、ちょっとつまらないなと思ったりしてしまいます。
今回別でご紹介させていただきました、吉岡常雄先生が手描きで描かれたものや、デザインされたものをすくい織りで織ったじゅらく製の紬の名古屋帯、またこちらの様な青山みともさんのオリジナルのものなどに久しぶりに出合うと本当に嬉しく思えたりします。
こちらはそんな中でもちょっと珍しいと思える作品です。
こんなに空間があるのにちょこんと控えめに居る風情がどことなく愛らしく思えます。
可愛らしいと言っても大人の可愛さですので、合わされるお着物や着こなしによって色々なイメージで楽しんでいただける事と思います。
軽くお使いいただきやすい八寸の名古屋帯です。
未仕立の状態で入荷したものを当店でお仕立いたしました。
(長さ)3m63cm×(太鼓巾)30.2cm。
こちらの帯の地色は「#f09199 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 o0919
幻の貝紫 インカ鳥の図名古屋帯 青山みともオリジナル
販売価格 70,000円＋税 |
