蟹の絵絞り染名古屋帯
日本工芸会正会員 福村廣利作
銀色にクリームを混ぜた様な色に縮緬の光沢が加わって、まるでこの季節に可愛い顔を出した猫柳色を連想する素敵な地色に、少しシックな赤味のある焦茶色の甲羅を背負った可愛い蟹さんが、干潟で遊んでいる様子を絞り染めで描いた日本工芸会正会員福村廣利氏の素晴らしい名古屋帯の作品です。
先日ご紹介しましたお着物に続いてのご紹介になります。
波打ち際なのでしょうか、キラキラと汐が光っている様子が丸い絞りで表されているのが素敵です。
日本の昔話を思い出す様な、のどかでゆったりとした時間が流れている様に感じられます。
そのほんわかとした世界の中にも、きらりと光る独特の個性を持った優れた作品です。
春の紬のお着物や小紋などとお合わせいただいて街へお出かけいただきたい、おすすめの一点です。
(長さ)3m60cm×(太鼓巾)31cm×(前巾)15.6cm。
猫柳色は「#e5e5b7 WEB色見本 原色大辞典」を、
蘇芳香色は「#4c302d WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 o0925
蟹の絵絞り染名古屋帯 日本工芸会正会員 福村廣利作
販売価格 有難うございました |