市松暈しに鈴虫図生紬開名古屋帯
紗の様なとても細い糸の生紬の帯地が、藍墨茶色の青味のあるグレーで市松取りの暈しに染められ、そこにススキの穂と綺麗な声で鳴いていそうな鈴虫が、さらりとした手描きで描かれた名古屋帯です。
濃いめの色のモノトーンですが、透明感のある生地に染められていますので、大変涼やかで軽やかな印象となっています。
秋のモチーフではありますが、何となく秋口のぎりぎりではもったいないかとも思い、少し早めにご紹介させていただきました。
こういった素材のものを目にしはじめると、いよいよ魅惑の夏の装いがスタートする様な気がしてきます。
ススキの穂には目立たない金彩が施されて、さりげなく上品な雰囲気を醸し出しています。
薄手の生紬の染め帯は、やや厚物の単衣の時期から盛夏のかかりまで、そしてまた秋口と、季節も長くお使いいただけます。
この地色ですと藍系の夏大島などのお着物や、淡色系の絽小紋、紋紗のお着物など、広い範囲にお合わせいただけます。
ひとつお持ちになりますと活用のきくおすすめの一点です。
未着用品。
(長さ)3m86cm×(太鼓巾)31.4cm。
藍墨茶色は「#767a7f WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。
商品番号 o0935
市松暈しに鈴虫図生紬開名古屋帯
販売価格 有難うございました |