夏の野菜の柄紋紗名古屋帯
経涌の地紋のある生成りの二重紗の地に、市松の配置で夏のお野菜が実物の模様とシルエットで描かれた少しユニークな夏の名古屋帯です。
このタイプの生地を染めの名古屋帯の帯地として使われるのは少し珍しいかもしれません。
色使いはどこかレトロモダンなパステル調で、なんといっても影絵の様にシルエットで描かれているのがとてもお洒落です。
ぱっと見た時には何だか少し栄養不足のお野菜の様に見えたのですが、よく見てみるとトマトやピーマンの艶々した様子やほうれんそうの葉の柔らかさなど、ひとつひとつがととてもおいしそうに瑞々しく描かれている事がわかり、とても楽しく見る事ができます。
夏の風情を感じられるやさしい雰囲気の染め帯ですので、絽の小紋から麻地のお着物まで幅広くお合わせいただけるのではないでしょうか。
一味違う着こなしをお楽しみいただけたらと思います。
少し前の時代の帯地が入荷しましたものを、当店でお仕立いたしました。
お仕立上り。
(長さ)3m64cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)15.8cm。
商品番号 o0943
夏の野菜の柄紋紗名古屋帯
販売価格 有難うございました |