木立の柄紬八寸開名古屋帯
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木立の柄紬八寸開名古屋帯

山吹茶色をベースに、その濃淡とややオレンジがかった茶色、藍色、鉄色など多色の糸で深まる秋の林の風景を織り出した、少し珍しい手機の名古屋帯です。
もともとの図案が素晴らしい事もあるのでしょうが、こういった図案を忠実に織りで表すのは非常に大変だと以前に聞いた事があります。こちらはその事がとてもよくわかる作品と言えます。
葉の色が複雑に変化して紅葉しはじめた林の様子や、生命感のある木々の姿、そして遠近感と、まるで一枚の油絵を見ている様です。
かといって、この帯自体にはそういった大変さや重苦しさは感じられず、とても綺麗な絵画的な図柄となっていて、実際にお召しになりますととても立体的に映えて目を引く事と思います。
お太鼓の柄部分がやや長めになっていますので、初秋から秋本番までその日の気温や紅葉の時期などに合わせてお太鼓に出される色の分量を変えて季節を表現されるのも楽しいと思います。
また、こういった同系色を使った帯の場合は小物が着こなしのポイントになります。
たとえば、初秋ですとまだ紅葉していない葉が残っているイメージで草色系の小物、もう少し秋が深まると葡萄色や臙脂色系の帯締めで実ものを連想して楽しいかもしれません。
趣味のお洒落着は、着られる方が色々なアイデアで工夫してコーディネートを楽しまれる事が一番です。
早く涼しい秋になって思いっきりお洒落を楽しみたいですね。
そんな風に秋に思いを馳せてしまう、素敵な名古屋帯です。
前柄は片面のみとなっています。
(長さ)3m60cm×(太鼓巾)31 cm。
山吹茶色は「#996d0f WEB色見本 原色大辞典」を、
鉄色は「#003322 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

商品番号 o0948
木立の柄紬八寸開名古屋帯
販売価格 有難うございました

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