アンティーク 段変り多色縞綴れ両面全通丸帯
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商品番号 o0965
アンティーク
段変り多色縞綴れ両面全通丸帯

販売価格 有難うございました

長さ 4 m 6cm
太鼓巾 32.4 cm
前巾
 

アンティーク
段変り多色縞綴れ両面全通丸帯

ちょっと珍しい上質な綴れのタイプの袋帯が2点入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
グラデーションを含むと数えきれないくらいの色で、ざっと見ても12、13色の糸を使って、一見ランダムに見えながらも均整の取れた美しい横縞を織り出したアンティークの丸帯です。
こちらの帯は昭和の初めから中頃につくられたものかと思われるのですが、これまでにも色が違いますが近いイメージのものを2本扱った事があります。
ひとつは20年位前ですが、しっかりと印象に残っています。
そちらもやはり丸帯でしたが、こちらの丸帯も同じく片方が輪になってもう片方は縫いこ込むのではなく、かがりのお仕立となっています。
綴れ織ですので端を縫い込むと厚くなって綺麗におさまらないという事もあるのかもしれませんが、そのためにはこの帯巾で最初から最後まで狂いなく均一に織る事が必要な事と、これだけたくさんの色でここまで複雑な模様の縞を織るのに、かがる方の端をでこぼこがない様に綺麗にしなくてはいけないという事など、素人が見ても凄い事だなあと感動してしまいます。
使われている糸の色が年数を経ているからかもしれませんが、どの色も素敵で、何色かは見本を掲載させていただきましたが、このタイプをお好みの方にご覧いただきますときっと「これも綺麗ね、この色も素敵!」と言って喜んでいただけそうです。
こんなにモダンでハイセンスなデザインを昔の人はどうやって考えられたのでしょうか。
現代のお着物にも違和感なく溶け込んでお洒落にお合わせいただける事と思います。
ただアンティークの丸帯にありがちな事ですが、袋帯としてお使いいただくには総丈が現代の一般的なものより少し短めとなっています。
両面全通の丸帯ですので名古屋帯の扱いで、一重太鼓でお召しいただいても柄の配置としては問題ありません。
そのため少しお値打ち価格とさせていただいております。
ご希望によって長さを足す加工、または作り帯もしくは裏地を無地にして袋帯へのお仕立替え等は当店で承ります。お気軽にご相談くださいませ。
結城紬や大島紬などの産地物の紬とも素敵に合いますし、久米島紬の色とも合いそうです。またやわらかい素材の小紋やシックな江戸小紋ともちょっと上級者的な雰囲気で素敵に着こなしていただけそうです。
まず出合わないと思われる、おすすめの一点です。
木蘭色(もくらんじき)は「#c7b370 WEB色見本 原色大辞典」を、
黄海松茶色は「#918754 WEB色見本 原色大辞典」を、
海松茶色は「#726d40 WEB色見本 原色大辞典」を、
藍鉄色は「#262a33 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

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