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外国裂文様名古屋帯

赤といってもあまり日本的ではなく、古い外国の染織品によく見られる茜色の様な澄んだ赤紅色の地に、浅蘇芳色、鶯色、青紫色などの多色の縞が並び、そこに幾何学の模様が織り出された素敵な名古屋帯です。
古いアジアの染織品に取材したものかと思われますが、このタイプの模様はインドネシアにも南米のグアテマラなどにも似た様なものが見られ、面白い事だと思えたりします。
こういったタイプの帯は、別でご紹介しています金更紗模様の開名古屋の帯と同様に、色々な紬のお着物と雰囲気良く合わせていただけて、ちょっとしたお洒落な個性を主張できます。
朱系でない赤の色も目を引きますし、とても洗練された雰囲気があります。
お着物の装いは、帯や小物に綺麗な色を取り入れられますと、驚くほど印象が変わります。
お洋服ではあまり身につけない傾向の色にもチャレンジできる事もまたお着物の楽しみのひとつです。
是非一度お試しいただきたい、大変お値打ちの一点です。
未着用品。
赤紅色は「#c53d43　WEB色見本　和色大辞典」を、
鶯色は「#666125　WEB色見本　原色大辞典」を、
浅蘇芳色は「#a25768　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。